当院でのワクチンについて
当院では以下のワクチン接種を行っています。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんは、主に性交渉によって感染するヒトパピローマウイルス（HPV）が原因と考えられています。HPVは女性の多くが生涯に一度は感染すると言われています。ウイルスの感染を防ぎ、子宮頸がんを予防する目的として、子宮頸がんワクチンの接種があります。小学校6年生～高校1年生の女子を対象に定期接種の対象です。
子宮頸がんワクチンには予防できるウイルスの種類によって、2価ワクチン（サーバリックス）、4価ワクチン（ガーダシル）、9価ワクチン（シルガード9）の3種類があります。サーバリックスとガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすいHPV16型、18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50～70％を防ぎます。シルガード9は、HPV16型、18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐことができ、子宮頸がんの原因の80～90％を防ぐと言われております。当院ではシルガード9の摂取が可能となっております。
ワクチン接種は一定の間隔をあけて同じワクチンを2回または3回接種します。接種年齢やワクチンによって、接種のタイミングや回数が異なりますので、まずはご相談ください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザは毎年冬～春にかけて流行します。発病の予防と重症化の予防のためにワクチンの接種をおすすめしています。インフルエンザワクチンの効果が発揮されるのは、接種後2週間ほど経ってからです。インフルエンザが流行する前に接種をするようにスケジュールを組みましょう。
